龍神コッコとは、山深き龍神村で古来より大切に飼われ続けた、和歌山県固有の地鶏『龍神地鶏』と ロードアイランドレッドを掛け合わせた、和歌山県の特産地鶏です。
幻の龍神地鶏を原種に開発
龍神地鶏とは、龍神村を原産地とした日本鶏の一つで、龍神村の旧家で明治時代以前から代々受け継がれ飼育されてきた、 歴史のある貴重な観賞用小型日本鶏です。メスは1枚ずつの羽に黒い縁取りの鱗模様があるのが大きな特徴。 オスは他の日本鶏にも多くみられる、赤笹模様。その特徴のある美しい羽模様から、観賞用としてほんの僅かだけ飼育されていましたが、 繁殖能力が低いこともあり、絶滅の危機に瀕しておりました。 絶滅が危惧されるほど飼育数が少なかった為、2012年から和歌山県畜産試験場養鶏研究所で、龍神地鶏の保護研究が開始されました。
- 体が小さい品種なので、たまごのサイズも小ぶり!
- 卵黄比率が多く、旨味成分グルタミン酸の含有量が一般卵より多い!
- たまごを産む数が少ないので、希少!
自然豊かな龍神村で大切に育てられた、小さなコッコが産んだ小さなたまご、ぜひご賞味ください!
龍神コッコの普及促進ツールです。ご自宅などで印刷してご利用ください。
(印刷用PDFは容量が大きいのでご注意ください)
龍神コッコのチラシ
龍神コッコののぼり
- 2012年
- 和歌山県畜産試験場養鶏研究所で、龍神コッコの親鶏である「龍神地鶏」の保護を開始。 努力が実を結び、研究開始当時約70羽しか存在しなかったものが、約400羽まで増やすことに成功。
- 2015年
- 県養鶏研究所は、龍神行政局の要望をうけ、龍神村地域の活性化のため、地元の貴重な品種を活用した特産地鶏品種の開発研究を開始。 「龍神地鶏」と優良品種との掛け合わせ研究開始。
- 2019年
- 高性能在来鶏品種「ロードアイランドレッド」を掛け合わせた、交配種が完成。
- 2020年
- 龍神村内のとりとんファームにて飼育試験を実施。
- 2021年
- 県特産地鶏品種として、県知事により「龍神コッコ」と命名、「龍神コッコ普及協議会」を発足。
- 2022年
- プレミア和歌山推奨品に認定。龍神コッコ×肉用鶏掛け合わせ研究、各生産会員が試験飼育。
- 2023年
- 肉用鶏の試食会開催、かごしげ農園で飼育開始。